今年の積ん読リスト
積ん読を振り返り反省するリストと電子ペーパータブレットのよさ
技術書みすてむずこれは みすてむず いず みすきーしすてむず Advent Calendar 2023 (2) 24日目の記事です。
前日はせるかすさんの [アドカレ23日目]自分のプログラミング歴について : 理系になり損ねた人のひっちゃかめっちゃかな日記帳でした。
臨場感のある文章で、ある一人がプログラミングにはまっていく姿を垣間見ることができます。
プログラミングを楽しさで始めてのめり込んでいく経験をしたことがある人は重なる所を感じられるでしょう。
みすてむず いず みすきーしすてむず Advent Calendar 2023 PostgreSQLをMisskeyクライアントにする に続いて2記事目の参加です。
もともと担当だった方の都合がつかなくなって空いたところへ2日前に滑り込みました。
24日の枠に。
考え無しに滑り込んでみたものの冷静になるとネタが無い。
なぜなのか。
アウトプットが無い。
そして、アウトプットのためのインプットが無い。
いや、無いわけではない。
必要になればWebを彷徨ったりする。
ChatGPT(チャッピー1)に祈ったりする。
とはいえ、体系だった知識は書籍から得るのが効率的です。
技術書と呼ばれているものです。
今年の私はこれまでより比較的多く技術書を購入しました。2
しかし、思い返せば何一つ完走していない。
というわけで、普通は読み終わって書評をするところをここは読み終わって無い本の紹介をして反省とします。これを見て本を読む人が増えれば人類の知識の総量は増えたことになるので罪滅ぼしにはなるでしょう。
積ん読リスト
プロフェッショナルIPv6(無料版)
- 書籍 - https://booth.pm/ja/items/913273
- 進捗 - 28%
存在は初版が出たときに窓の杜で知った記憶があります。
IPv6プロトコルの仕様についてRFCに紐づけて詳細に説明されています。IPv4にもある概念・名前と同じまたは似ているものがIPv6でどのように異なっているかの説明も手厚いです。後半はDNSと、IPv4/IPv6の共存についてですがまだ辿り着いていません。
徹底解説 v6プラス
- 書籍 - https://www.lambdanote.com/products/v6plus
- 進捗 - 0%
著者の一人はプロフェッショナルIPv6を書いた方でついでに買ってみました。
まだ読めていません。
プログラマーのためのCPU入門 ― CPUは如何にしてソフトウェアを高速に実行するか
- 書籍 - https://www.lambdanote.com/products/cpu
- 進捗 - 22%
単純な逐次処理だけではない高速化の機構を備えた現代的なCPUで、効率的に動くソフトウェアとはどのようなものか、あるいは逆に悪化させてしまう事象は何かについて書かれてます。
計算オーダーを考えるアルゴリズムより下位、具体的な回路設計より上位のレイヤーです。
キャッシュヒットや投機実行についてはなんとなく知っているとして、そこから1歩2歩進んで踏み込むのによい書籍だと思います。
プログラミング文体練習
- 書籍 - https://www.oreilly.co.jp/books/9784814400225/
- 進捗 - 5%
古いコードに遭遇したときなんでこんな書き方しているんだと思ったことがあるかもしれません。 その謎がこの本で解けるかもしれません。
プログラムの実行環境の制約や時代によって流行ったプログラミング言語やアーキテクチャのスタイルを軸に同じ問題を解くプログラムの例を解説しています。
プログラムの置かれている物理的制約の例で、少ないメモリで動かすためにデータを貯め込まず少しずつ読んですぐに処理して出力するのは近年の機械学習で巨大化したデータに対してまた見られるようになった光景ですね。
温故知新です。
こんなことを書いていますがまだ最初の文体例を見ただけです。
詳解Rustプログラミング
- 書籍 - https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798160221
- 進捗 - 0%
後で読む
Rust文法に加えてシステムプログラミングの章があるのが良さそうだなとポチって、そのまま。
基本技術から設計・運用管理の実践まで 基礎からの新しいストレージ入門
- 書籍 - https://www.socym.co.jp/book/post-17463
- 進捗 - 20%
AWSなんかでボタンでEFS/EBS/S3を使い分けるくらいは知っているが物理的なストレージ層のことはよく知らないので買ってみました。
サーバー用のストレージが物理的にどう構成されているか、基礎(歴史)から解説されています。
後半で実際に各OSやk8sからストレージを使う章や、設計運用についての章がありますが、まだ到達できていません。
電子ペーパータブレット
4月末に BOOX NovaAir2 を買いました。
当時のノート https://misskey.systems/notes/9e587fszdv
これを買ったことで電子書籍欲が出てきました。
画面はモノクロです。白地に黒文字は見やすいです。ダークテーマのアプリやWebサイトは黒が残像的に残りやすい特性のため見づらいです。
暗い場所でもフロントライトで本を読むことができます。
眠くなるまでスマホを見てさらに寝られなくなっていたのですが、フロントライトは液晶のバックライトのように照り付けないので眠りやすくなりました。
最近、寝る前にニンジャスレイヤーを読んで寝落ちを続けていたら見る夢がよりエキセントリックになった気がします。
終わり
以上、積ん読している書籍の”一部”を紹介してみました。
もしかしたら来年も同じ本の名前が並んだ記事を書いているかもしれません。
あるいは増減しているかもしれません。
積ん読に心当たりのある方は積んだことの振り返りをしてみるのもいかがでしょうか。
アドベントカレンダー
カレンダー(2) 次の回はイナモトさんの そうだ、クリスマス気分をぶっ壊す映画の話をしよう です。聖夜に何が放たれるのでしょうか。乞うご期待!